為替市場で暴れているのは短期筋の投機家達だよ。のFXトレード手法の記事を表示します。参考になりましたらシェア、いいね!、ブックマークなどお願いします。FXトレーダーな俺はリンクフリーです。この記事をブログやSNSで紹介してください。
379: Trader@Live! 2014/05/06(火) 10:47:13.39 ID:DBrB7CAM.net
欧州元デイーラーさんに質問。
ビッグプレイやーが目標値まで買い上げる、大きく動くとはどういうことなのか。どうしてそこまで動かすのか。実需と連絡とって組んでるってことなのか。
391: 元欧州系為替ディーラー 2014/05/06(火) 12:01:35.78 ID:P7cXZuOC.net
>>379
実需は長期ポジションなのであまり関係ない。
彼らのストップを飲むなんてできないからね。
為替市場で暴れているのは短期筋の投機家達だよ。
ねらーは半月から三ヶ月位でも長期トレードの様に思っているけど、
これは為替市場では短期投機筋(ヘッジファンド)なんだよ。
彼らが為替市場を荒している。
彼らも基本的にはファンダメンタルを最重視している。
ドルが紙屑になり、元が国際基軸通貨になる事を前提にディーリングしているが、
円のように異次元緩和を行ってファンダメンタルが大きく変われば、彼らの方針も変わる。
もし、異次元緩和をしていなかったら、ドル円は60円くらいになっていたかもしれないね。
こういった長期のファンダメンタルに雇用統計のような定期的に出て来る経済指標を見て、
ディーリング方針を決める。半月から三ヶ月くらいの短期ディーリングだと、経済指標の方が意味があるからね。
そうやって長期→中期と方針を絞り込んで、最後に短期ディーリングの方針を立てる。
ドル円だったら日銀が今の金融政策を変えない限りは長期はロング戦略、中期は雇用統計で問題がなければロング戦略、
そして、短期はダウ理論でバーチャートを見れば、101.00辺りにロングのストップが固まっている事は一目瞭然なので、
101.00を割ってから反発して101.00を回復し、そこで底値を固める動きをすればロングポジションを建てる。
こういった感じでディーリング戦略を決める。
私の場合は長期と中期の部分を、週足と日足のダウ理論で推測できるで(ダウ理論は参加者の心理が透けて見えるから)、
全部ダウ理論で決定している。これはファンダメンタルを軽視しているのではなくて、ダウ理論はファンダメンタルを畏怖する
特殊なテクニカル分析だという意味だ。
393: 元欧州系為替ディーラー 2014/05/06(火) 12:08:20.44 ID:P7cXZuOC.net
>>379
こんな感じでディーリング戦略を決定すると、後は条件を満たせば行動するだけだ。
ビッグプレイヤーが行動すれば市場にインパクトを与える。
先程上げたドル円の例だと、アマやプロでも下手くそな為替ディーラーがロングを
損切りする100.90のストップが飲み込まれる辺りでロングする。
そうして新たに101.00をブレイクダウンショートしている下手くそのショートポジションを、
今度は103.00ブレイクまで担いで、彼らのストップを全て飲み込む。
そこで101辺りで建てたロングを利益確定する。
勝ち組のプロはこういう脚本を書く。
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